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男と女でクラミジアの症状は違う

2019年09月22日
悩んでいる男性

風邪・インフルエンザやノロウイルスなどに感染して発症する場合には、性別に関係なく男女で同じような自覚症状が出ます。もしも同時期に似たような症状が出れば、同じ病原体の感染が起こっていることを簡単に見分けることができます。これに対してクラミジアの場合は男女で発症する時期や自覚症状の種類が違うので、同じ細菌に感染をしていることに気がつきにくいという特徴があります。男女の症状が違うことで伝染病であることに気づきにくいため、発見が遅れて病気が重症化してしまう恐れがあります。クラミジア症の早期発見・早期治療のためには、男女で症状の種類が違うことを理解しておくことが大切です。

男性の場合は、感染後に1~3週間の潜伏期間を経てから尿度で炎症が発生して排尿時の違和感・痒み・排尿痛などの自覚症状が出ます。男性は女性よりも尿道が長いので、排尿時の違和感や痛みを感じやすいという特徴があります。細菌の感染が生殖器まで進むと、精巣上体(副睾丸)の部分で炎症が発生して痛みや圧迫感を感じます。ここ病気が進んでしまうと、不妊症になる恐れがあります。男性の場合は生殖器に炎症が起こると強い痛みを感じるので、この段階で病気に気づいて治療を開始するケースがほとんどです。

女性も感染後1~3週間の潜伏期間を経てた後に、初期症状として尿道炎を発症します。ただし女性は尿道が短いため、痛みや痒みなどの自覚症状が出にくい場合が多いです。約8割の人は尿道炎を発症しても自覚症状が出ないため、そのまま放置されてしまいます。排尿時に痛みや違和感を感じる他にも痛みや不正出血が見られる場合もありますが、生理と比べると軽いので見過ごされやすいです。

女性は尿道炎を発症しても自覚症状がほとんど出ないことで治療が遅れてしまい、子宮や卵管などの生殖器まで感染が進む場合があります。膣や奥のほうの子宮の入り口部分に炎症が発生しても、この場所は神経が少ないので痛みを感じない人がほとんどです。

妊婦が感染して子宮内膜炎を発症すると、流産や早産の危険があります。クラミジア菌が卵管に感染すると卵管炎を起こし、卵管が癒着してしまいます原因になります。抗生物質を使用して治療をして完治させたとしても、癒着した卵管は元に戻らないので不妊症の後遺症が残ってしまう恐れがあります。女性の場合は生殖器の炎症に気づかずに放置してしまう場合があり、骨盤腹膜炎や肝周囲炎を起こして重症化するケースもあるほどです。