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ジスロマックにも副作用はあるのか

2019年10月28日

ジスロマックは抗生物質の中では比較的副作用が少なくて、安全性が高い薬として知られています。ペニシリンはアレルギーを起こしやすいのですが、ジスロマックの主成分のアジスロマイシンはアレルギーが起こりにくいです。テトラサイクリン系の抗生物質と比べて効き目が弱く、腸内細菌への影響が少ないというメリットがあります。ジスロマックは他の抗生物質よりも副作用が少ないですが、人によっては何らかの副作用が発症する場合があるので注意が必要です。

ジスロマックの添付文書によると、臨床試験で確認された発生頻度の高い副作用として下痢・好酸球数増加・ALT(GPT)増加・白血球数減少が挙げられています。これらの副作用の発生頻度は1.6~3.28%で低いのですが、体質によっては消化器系の副作用の影響を受けやすい場合があるので注意が必要です。

抗生物質は体内の細菌を殺傷する作用がありますが、腸内には食物の消化・吸収をするのに必要な細菌が存在します。抗菌剤を服用することが原因で腸内細菌のバランスが崩れる場合があり、下痢や消化不良などの症状を発症する恐れがあります。軽い下痢や軟便程度であれば、すぐに回復します。もしも薬が原因で長期間にわたり下痢が回復しない場合や強い腹痛などの症状が出るようなことがあれば、医師の診察を受ける必要があります。過去に抗生物質で下痢などの症状が出たことがある場合には、医師に相談をするようにしましょう。

一般的に薬の成分は肝臓で分解されて体外に排出されるので、服用をすると一時的に肝臓に負担がかかる場合があります。ジスロマックを服用すると肝臓に負担がかかり、一時的にGPT値が増加することがあります。健康診断などで血液検査を受けると肝機能の異常と診断される恐れがあるので、検診を受ける際は事前にジスロマックで治療中であることを申告するようにしましょう。

添付文書によるとジスロマックは妊婦でも服用をすることが可能ですが、安全性が確立されていないので慎重に投与する必要があると記されています。妊婦の感染症を治療する場合でもジスロマックを使用することができますが、治療を行う必要がある場合にのみ服用をすることができます。

ジスロマックは他の抗生物質と比較すると、副作用のリスクが低くて安全性が高いというメリットがあります。それでも全く副作用が起こらないという訳ではないので、初めて服用する場合には注意を払うようにしましょう。