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クラミジアは再感染しやすい

2019年12月18日

風疹や麻疹などの病気であれば、一度かかったら免疫を獲得することができるので2度と病気になることはありません。これに対してクラミジアは完治後も終生免疫を獲得することができないため、何度も再感染して再発をする恐れがあります。このため、完治した後も再感染による再発を防ぐための対策を講じることが大切です。

特定のパートナーと性交渉をしている方の場合、自分だけが病気の治療をして完治しても再び感染をしてしまうケースがあります。再発を防ぐためには、パートナーと一緒に治療をして病気を完治させる必要があります。

完治した後も、定期的に検査をして感染の有無をチェックすることも大切です。特に女性はクラミジア菌に感染しても自覚症状が出にくいので、気づかない間に病気が進行してしまう恐れがあります。無症状の潜伏期間が1~3週間と長く、この間に性干渉で他の人にうつしてしまう場合も少なくありません。性干渉などでクラミジアや他のSTDの感染機会が多い方は、定期的に医療機関を受診して検査を受けるようにしましょう。医療機関を受診する以外にも、STD用の検査キットを利用して感染の有無をチェックすることができます。

クラミジアの病原菌は血液・体液や分泌液に含まれるので、これらが粘膜に触れると感染をしてしまう場合があります。感染を防ぐためには、男性がコンドームを着用することが大切です。コンドームを着用すれば体液・分泌液が粘膜と触れるのを避けることができ、再感染の予防ができるからです。クラミジアは喉の粘膜に感染をする場合があり、喉と性器の間で感染をする恐れもあります。妊娠の恐れのない口腔交接ではコンドームを着用しない人もいますが、妊娠の可能性がなくても病気の感染予防のためにはコンドームを着用することが大切です。

クラミジアは日本国内において感染率が非常に高く、完治させた後も再感染をすると再発する恐れのある病気です。女性がクラミジアに感染して炎症を発症すると、HIVなどの他の性感染症に感染しやすくなってしまうという危険性があります。

クラミジアについては、早期に発見すれば治療薬を飲むだけで完治させることができます。それでもHIVなどのように完治させることができず、感染してしまったら生涯にわたり薬を飲み続けなければならないような性感染症も存在します。他のSTDに感染しないようにするためにも、クラミジアの再感染を予防することはとても大切です。